何かいいアイデアはありませんか

（嵐家大三治師匠 作）

登場人物 ３０人〜

ナレーション		チャイム		踊り隊 数名		指揮者（合唱）
学年主任		学級委員Ａ		朗読隊 数名		指揮者（合唱）
Ｋ先生		学級委員Ｂ		出し物隊 数名
プラカード		児童�@〜�S		指揮者（合奏）

　

脚本 (Ｎはナレーション、Ａ、Ｂは学級代表、丸数字は児童を表す。）

Ｎ	ぼくたち５年生は、送る会の出し物についていろいろ考えました。
	プラカード 『２月５日 朝』
	チャイム
主任	それでは、あとはみなさんでしっかり話し合ってください。５年生らしく。
Ｋ	気をつけ、礼。じゃあ、○○先生、職員室でコーヒーでも飲みましょう。 （鼻歌「となりのトトロ」で退場）
Ａ	何かいいアイデアはありませんか。
全員	ある、ある。
	えーっ。ないよー。（ザワザワ・・・）
�G	お笑い
�@	ダンスー
�F	歌
Ｂ	静かにしてください。意見のある人は手を挙げてください。
�@	はい。
Ａ	じゃあ、�@くん
�@	踊りがいいと思います。
踊り隊	イエーッ。（拍手）
�A	えーっ、踊りー。
�B	いやだよ、そんなの。
�@	みんなが楽しく見られるし、踊る方も楽しいからいいと思います。
�A	だけどさー・・。
�B	じゃあ、やってもらおうぜ。
�A	あ、いいね。
全員	賛成。賛成。
Ｂ	じゃあ、やって見せてください。よろしくお願いします。
�@	じゃあ、やろうぜ。
	（踊り隊 出ていく）
踊り隊	おい、テープここにあるぞ。
	踊る 『 ○ ○ ○』
�C	（ラジカセの電源をぬいて）ストーップ！！じょうだんじゃねえぞ。こんなのみんなでやるのかよ。みんなはずかしくねえのか。
全員	はずかしいよね。
	はずかしいよ。 （ザワザワ・・・）
Ａ	何かいいアイデアはありませんか。
�D	朗読がいいと思います。
朗読隊	イエーッ。やった。そうだよ。（喜ぶ）
�E	ちょっとまじめすぎるんじゃないの。（ザワザワ・・・）
Ｂ	静かにしてください。では、朗読をやってみたい人は、ちょっとやってみてください。
�D	はい。わかりました。
	朗読 『 ○ ○ ○』
�E	うーん。まあいいけどサ。
�F	ちょっとおもしろさがないんだよなあ
Ａ	他にいいアイデアはありませんか。
�G	ショーがいいと思います。
Ｂ	どんなショーですか。
�H	側転とハイパーヨーヨー。
全員	え−、何それ。（ザワザワ・・・）
Ｂ	では、やってみてください。
	側転とハイパーヨーヨーをやる
�I	そんなの見てる方は楽しくないよ。
�J	できる人が目立ちすぎだと思います。
全員	そうだよね。
	そうだな。（ザワザワ・・・）
Ａ	何かいいアイデアはありませんか。
�K	合奏がいいと思います。合奏なら、全員が活躍できると思います。
全員	そうだよね。
	そうだよな。（ザワザワ・・・）
Ｂ	では、今、音楽の時間にやっている『威風堂々』をやってみましょう。
	指揮台はありませんか。
�L	はーい。指揮台やります。
全員	おー（拍手） （指揮者は�Lの上に立つ）
	合奏 『威風堂々』
	（途中でつかれて�Lはくずれる。指揮者は落ちる。）
�L	ごめん、ごめん。（指揮者はムッとしている）
�K	そうだ、やっぱり合奏は６年生の退場の時がいいよ。その方が盛り上がるよ。
全員	そうだね。
	う、うん。（ザワザワ・・・）
Ａ	何かいいアイデアはありませんか。
�M	そうだ、いいことを思いついた。（大声で）
全員	何。
	何。
�M	今、こうやって決めるのになやんでいるところを、もめているところを劇にしちゃえばいいんだ。
�N	なるほど。
�O	それ、いいね。
全員	うん。うん。
	そうしよう。そうしよう。
Ｂ	わかりました。静かにしてください。このもめているところをげきにするということに決めます。
全員	（喜ぶ）
�P	ねえ、みんなの意見がひとつになったところで最後に声を合わせて歌を歌おうよ。みんなの心をひとつにする歌。
�Q	いいねえ。
�R	ＯＫ！
全員	（喜ぶ）
Ａ	では、出し物が決まったお祝いにみんなで声を合わせて『すてきな友達』を歌いましょう。
Ｂ	指揮台ありませんか。
�L	はーい。指揮台あります。
全員	おーっ。（拍手）
Ａ	では、指揮○○さん。伴奏○○さん。お願いします。
	合唱 『すてきな友達』
Ｎ	ぼくたち５年生は、こうして今日の出し物を決めました。６年生のみなさんも友達との思い出を大切にして、こうれからもがんばってください。
�S	気をつけ、礼

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